2013年3月31日日曜日

ワタリガニは瀬戸内産が世界で一番!


今日ワタリガニを私が経営している食楽苑 金魚でいただきました。




ワタリガニは海水温が下がり始め身が詰る晩秋から春が旬と言われてます。
今が美味しく食べられる終盤戦です。

カニと言えば一般的にタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ、
他には
南国でとれるアサヒガニ、
内子が美味しいイバラガニ(モドキ)、
身がぎっしり詰まっているエガニ
など少量品種ですが有名です。
海外ではアメリカでよく出てくるダンジネスクラブ
わたしはこれら世界中のカニの中でも瀬戸内産のワタリガニが最高だと思います。

しかし食べ方によって味が相当変わります。
一般的は蒸して食べるのが多いようですが、
ワタリガニに関しては醤油漬け(カンジャンケジャン)が一番かと思います。
内子が入ってれば最高

カンジャンケジャン(カニの醤油漬け)の作り方
醤油のほか酒、カナリエキス(ナンプラー)、リンゴ、ショウガ、白ネギ、だし昆布、、ニンニク、砂糖、
カンゾウ(甘草)を香り付けに入れて一晩寝かせます。


前菜の盛り合わせ
金魚に行ったときは決まってこのメニューを注文します。
ナムルを中心にスナズリのマリネ、冷製チャプチェ
豆腐とピータンのごま和え、鶏の胸肉ジューシーサラダ
今日はありませんでしたがジャガイモのナムルはお勧めですね、



これが金魚のカンジャンケジャン
今日は内子がキッチリ入ってました。
韓国ソウルの専門店を数多く回って味付けを考えました。
リンゴ、甘草がポイントです
レモンをかけながら頂きます。
すでに切り目を入れているのでそのまま口に入れて中身を吸っていただきます。
途中噛んだりしてさらに中身を吸い取ります。
ワタリガニのカンジャンケジャン、何ともいえない良い味で何度も中身を吸ってしまいます。



この手前にあるのが当店でダントツ人気の花咲トロタン(牛タン)
奥にあるのシャトーブリアン(牛肉A5)
軽く焼いてわさび、塩、スダチでいただきます。



当店のポリシーは日本人に合う韓国調理を目指してますが、
特に辛口の方にはこのようにいろいろな辛さのアイテムを取りそろえてます。
一番奥にあるのは生唐辛子の酢漬け、
毎年8月頃、生の赤唐辛子10kgを私が酢漬けにしてます。



きょうは中脇料理長に特別に頼んで塩竃ローストビーフを頼んでみました。
料理長はフレンチ出身でローストビーフは朝飯前
皆さんも予約をただいたときにご注文いただければよろしいかと思います。



カルビ、ハラミ、ロースどれも極上物ばかり
塩とゆずでいただきました。



今日は少々金魚の宣伝になりましたが
美味しいものを追求しながら日々精進していきますので
スタッフ一同ご来店をお待ちしております。







2013年3月22日金曜日

Seattle レストラン 探訪

去年(2012年11月)にシアトルに行きました。
不動産仲介のシステムを勉強するためにこれからも訪れることになります。

ご存じマリナーズ、スターバックス、タリーズ、ボーイング社、マイクロソフト社などの本拠地
カナダと隣り合わせの街でアメリカ西海岸の一番北に位置します。
しかし気候も温暖で住むのには最高のところでしょう。(雨期が少しの間ありますが、)

西海岸でも一番のお洒落な街ではないでしょうか、
私は多くのアメリカの都市は行きましたが、シアトルは格別です。

その証拠にアメリカ人が”住んでみたい都市NO,1”だそうです。
住宅街の町並みが綺麗で住民の一人一人が景観を守ってます。
マイクロソフト会長のビルゲイツさんもシアトルに住んでます。
また、食にも全米一こだわっている街と言われるように
街にはすてきで感動させてくれるレストランがいっぱいあります。
今回2つのレストランをご紹介します。

まずはシアトルの居酒屋スパー
http://www.spurseattle.com/menu.html

この店すべてがお洒落でお客さんまでがセンスが良いように見えました。



シアトルの仕事仲間です。
日本に20歳まで住んでいたそうで私より日本語が流暢です。



お店の広さはこぢんまりしててまさに居酒屋サイズ



シアトルの友達が最初に頼んだのがフレンチフライ



これこの店のシグネチャーメニューがこのハンバーガー
7センチほどのほんとに小さい
凝ってますね、



鹿肉だと思うのですが味が濃くこんなに美味しい鹿肉は初めて



黒い鱈と言う品名
上に乗っているのは松茸の乾燥したもの
カブ、タマネギ、 ciopollin(??)
焼き加減、魚のブイヨンのソース、見た目最高!!



フェトチーネクリームソース
マッシュルーム、ネギのようなもの、温泉卵、
メレンゲのようなものは何かをエスプーマで泡立てものかな・・・・
品の良いパスタ、これは芸術ですね、



黄色いのはポレンタのソース
ニンジンのデップ
真ん中にあるカモのレバーのムース
これも何ともいえないお品が良い、



最後のデザート
黒砂糖で作ったらしい小石状のものにマンゴのシャーベット
どれも、いろいろと技を尽くしているようで到底材料を想像できません。
この店はこんなに小さい店でよくここまで凝って料理をアイデアする心意気
まいりました!

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2件目はパープルというお店
http://www.thepurplecafe.com/


この店の”売り”はなんと言っても螺旋階段がついているワインタワー
お店も大きく300人程収容できるでしょうか、
シアトルのダウンタウンの真ん中で仕事帰りのビジネスマンで賑わったてました。



このワインタワーはお店の真ん中にあり、角にお店があるので二方ガラス張り、
店の奥は中二階になっていて、まさしく喧噪レストランという感じ
都会を感じさせる雰囲気で、お客の盛り上がりもかなりなものです。




これがこの店の名物のグラタンみたいなもの
みたいなものと言いましたがメニューすべてが独特でお店のアレンジがあります。


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シアトルはどこも眺めがよく、特に住宅街がどこからもこのようなビューです。
この湾の向こう裏側にマイクロソフト社長の豪邸があるそうです。


パブリックマーケットセンターの中にあるファーマーズマーケットに来てます。
色鮮やかで思わず買いたくなります。
この突き当たりに名物の”魚を投げるお店”があります。



マーケットの中で朝食をいただきました。
マフィン、サーモンのオムレツ、ハッシュドポテト、ブルーチーズのクリーム
私はこのアメリカの”あさ飯”が結構好きです。

4月にシアトルに行くことになってます
ご紹介できるお店を探しておきます。
それでは・・・







2013年3月11日月曜日

南青山  虎萬元 

南青山 虎萬元

先日イタリア料理のアントニオの帰りに見つけた気になる門構え
こだわりの料理が出てくると期待しながら行ってみました。




入り口からしばらく竹の植え込みをくぐり抜け地下へと
怪しげな演出満点です。
店内は古い中国のお金持ちのおうちの
ダイニングって感じかな、


メニューもこの中に織り込まれてます。
これもこだわりってますね、


一応高級店のセッティング



キュウリのニンニク和え

これがウエイターのお兄ちゃんお勧めの逸品
何で--って、感じでしたが、食べてみたら納得



キュウリの和え物が美味しかったので悪のりしました。

キュウリ、ミニセロリ、香菜
これもニンニクで味付け
生をすったものですから辛いです。



黒酢酢豚

最近の酢豚は角煮(肉を柔らかく)をあげたものが主流になってきました。



ハマグリとクレソンの蒸しスープ

シンプルな味付けで私の好きなお味でした。
味付けは酒と塩だけでしょうか、


春の貝と彩りハーブのさっぱり炒め

ホッキ貝、ハマグリ、ホタテを
セリ、クレソン、浜防風をハーブ風に使ってさっと炒めてます。
見栄えといい、炒め具合も最高でした。


ワタリガニの黄ニラ、豆鼓炒め

この料理は私が特別に注文したものです。
予約もしなくてちょっと無理だったかな、
ワタリガニは大きさがないと頼りないよね、
黄ニラと炒めたのは勉強になります


最後に素ソバをいただいて〆にしました。
料金は料金は約5,000円とてもリーズナブルで
味も高級店の味わい充分でした。







2013年3月5日火曜日

沖縄 ジ アッタテラスでもやっぱり”菜の花梅つつみおにぎり”

お誘いがあって沖縄に来ました。
今回も恩納村にある ジ アッタテラスに宿泊しました。

2泊3日の予定で2日目は皆さんとジ・アッタテラスゴルフリゾートでゴルフをしました。



この写真はカタログフォトではありません。
メインダイニングから私の撮った実写です。
絵はがきにも使えそうな写真でしょ、


最初の夜はホテルのメインダイニングでディナーを頂きました。
中央にあるガラスのグラスが逆さまになってますが
桜のチップでカルパッチョをスモークをしてます。
最初からサプライズです。


上から芥子菜
白子のフリット
フォアグラのポアレ
地元の大根のコンフィ
黒こしょう



家内が着ているワンピースは
ハワイのロス・ドレス・フォー・レス (Ross Dress for Less)で
22ドルで買ったものです。
結構使ってます。



オマールエビのロースト
トマトクリームソースのフィトチーネ
上に乗っているのはヨモギをカッリと揚げたものです。
トマトクリームがほどよく濃厚でさすがです


クアトロボーノ

やんばる(山春)和牛
やんばる島豚
やんばる地鶏
シモン鴨




イチゴのシャーベットミルフィーユ仕立てバルサミコソース


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二日目の朝
ゴルフに行く前に沖縄そばの旨いところがあると言うことで
黄金そばに行きました。
住所:沖縄県国頭郡金武町伊芸1292 国道329号沿い
”黄金そば”と書いて”クガニそば”と読みます

ここはオープンして一年だそうで
グーグルのストリートビューでは工事中になっているところです。



これが噂のアヒル汁
結構なボリュームで濃厚
骨付きのお肉がごろごろ入っていて
これだけでも腹一杯になります。


黄金そば
豚の三枚肉と角煮
錦糸卵
かまぼこ
ヨモギ


アヒル汁は定食になってまして
ご飯と豚の油味噌がもれなくついてました。
朝食もしっかり食べてましたのでご飯はいらないと言いましたところ
豚の油味噌を入れたおにぎりを作ってくれました。
沖縄のおばちゃんはすごく人なつっこくいい人ばっかりです。

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二日目の夜
粋亭 高江洲鶏肉店(たかえすとりにくてん)



この店の宣伝広告はすべてこれだけ
こだわってますね、


お通しがなぜかサンマの棒寿司
柚胡椒がのってます。



左手前からカボチャをフロマージュ絡め
豚の骨付き三枚肉
豆腐の和え物
バケット
豆のスープ


焼き鳥2種
手前からウニソース
奥が山椒



オリーブの浅漬け
米軍基地で塩水に漬けたものを買ってきて
オイル漬けにしたものです。
アッサリしていくらでもいただけます。


蕪のリゾット
緑は蕪の葉っぱ
初めての味ですね、
この小さなおみせてしかも
厨房は男の子一人で切り盛りして
よく次から次とオーダーをこなしてます。
手際がいいので写真をお願いしたところ
「お店の中の写真はいくらでいいですが、俺は恥ずかしいので絶対だめです」



季節の温野菜
味付けはアンチョビー、クレージーソルト、オリーブオイル、パルメザンチーズ
美味しくいただきました。



鶏の茶碗蒸し
何が出てきたのかと思いました。
茶碗蒸しの中には焼き鳥が入ってます。


エビの春巻き、サルサソース
ホテル料理、パーティー料理なんかに飽きた方は是非どうぞ、


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3日目の朝


帰りの飛行機が14時すぎでいつもランチはスーパーサンエーで買った

”菜の花梅つつみおにぎり”

真ん中に入っているのは菜の花とツナで味付けしたもので
ご飯に梅の味がついた柴漬け
のりで巻いてます。
スーパーの中では機械で作ったものはおにぎり売り場
このおにぎりは揚げ物売り場に置いてあります。
おそらく完全手作りだと思います。
沖縄に行かれたときは是非買ってみてください。